ドイツ連邦大統領は国家元首として国を代表する。連邦大統領は諸外国に対しては連邦を代表し、連邦大臣、裁判官、 上級公務員を任命する。法律は連邦大統領の署名により発効する。内閣を解任し、2005年夏の例にもあるように、議会を例外的に早期解散することができ る。米国大統領あるいは他の国家元首は議会組織の法決議に対し拒否権を持つが、ドイツの基本法は連邦大統領にこの権限を与えていない。連邦大統領は議会の 決議あるいは政府の人事案を承認するが、基本法の規定に則ってこれらの具体的な成立を確認するに過ぎない。
連邦大統領の任期は5年で、再選は1度だけに限られる。連邦大統領は連邦集会によって選出される。連邦集会は連邦議会議員および16の州議会からそれぞれ選出される同数の代議員によって構成される。