背景

IMF

本部をワシントンに置く国際通貨基金(IMF)の主な任務は、加盟している188カ国のマクロ経済的安定を促進することである。ドイツは出資比率約6.0%とIMFの重要な出資国の一つであって、ドイツ人の専務理事を通じて理事会の決定に大きな貢献を果たしている。

imf.org

OSCE

参加国58カ国を数える欧州安全保障協力機構(OSCE)は全欧州協力のための包括的フォーラムである。OSCEのミッションが実際の作戦として発動されるのは、主に紛争の防止と克服に際してである。ドイツの関与は資金面でも人的な面でも非常に大きい。OSCEの事務局はオーストリアの首都ウィーンに置かれている。

osce.org

WTO

世界貿易機関(WTO)は1995年に設立された。貿易に関する協定の実施に努めるとともに、世界貿易の自由化交渉のフォーラムとなっている。ドイツは世界貿易ラウンドの場で、開発途上国を世界貿易の中にもっと組入れるよう強く提唱している。WTOの本部はジュネーヴ(スイス)にある。
wto.org

ユーロ

ユーロは欧州通貨同盟の通貨であって、米ドルに次ぎ世界通貨体系中で二番目に重要な通貨である。ユーロについての貨幣政策上の責任はフランクフルト・アム・マインの欧州中央銀行(ECB)が各国の中央銀行と共に負う。最近ではEU加盟国28カ国のうち19カ国においてユーロが公定通貨である。ユーロは、ドイツも属する「ユーロ圏」において2002年1月1日、現金通貨として導入されたが、既に1999年初め以来帳簿通貨として機能していた。

ecb.europa.eu

国際連合

国際連合(UN)は、国際システムのかなめをなしている。ドイツは、国連が政治の現実に対応することができるように、国連改革に取り組んできた。1996年以降、ドイツは国連予算の分担金拠出国としては第3位であり、国連機関所在国のひとつともなっている。例えば気候変動枠組み条約(UNFCCC)の事務局がボンに置かれている。.

un.org

欧州理事会

ブリュッセルに本部を置く欧州欧州理事会はEUの一般的政治指針を定める。欧州理事会議長のもとで年2回以上開催され、加盟国の元首あるいは政府首脳、欧州委員会の委員長、および外務・安全保障政策上級代表が出席する。

欧州議会

欧州議会は欧州共同体の議会である。議会を構成するのは現在、751名の議員であり、28加盟国の国民によって5年の任期で直接選挙される。各国はその人口に基づいて一定数の議席を占めており、ドイツは最大のEU加盟国として目下99名の議員を送っている。議会は立法権限、財政権限および監督権限を有するが、立法の発議権は持っていない。議会の所在地はストラスブールで、このほか作業部会はブリュッセルとルクセンブルクでもおこなわれる。

europarl.europa.eu

欧州連合理事会

欧州連合理事会(「閣僚理事会」)は、EUでもっとも重要な立法機関である。各加盟国が1名の閣僚を派遣する。理事会と欧州議会は、立法権限とEUの予算に関する責任とを共有している。議長、つまり理事会議長国は6カ月毎に交代する。