背景

エネルギー・温暖化防止 プログラム

総合的エネルギー・温暖化防止プログラムによって、連邦政府はドイツの温室効果ガス排出を2020年までに1990年比で40パーセント削減することを目指している。このプログラムは29の分野にまたがる措置からなり、コージェネレーション(電力と熱を同時に生産する設備)や、再生可能エネルギー、さらには発電の際の二酸化炭素を分離・貯蔵するための二酸化炭素固定化・貯蔵技術(CCS)の開発などに助成をおこなう。温暖化防止プログラムによって連邦政府が目指しているのは、エネルギー供給の安定、経済性、ならびに環境との調和である。

再生可能エネルギー法

再生可能エネルギー法(EEG)は、再生可能原料を用いるエネルギー供給施設を拡充しようとするものである。目標は、電力消費における再生可能エネルギーの割合を2020年には少なくとも35%にし、その後さらに継続して高めていくことにある。EEGでは生産者に一定の報酬を保障している。この法律は、化石エネルギー源やEU外からのエネルギー輸入への依存を軽減する一連の措置の一環である。ドイツのEEGの基本方針は、世界の多くの国々でも採用されている。

erneuerbare-energien.de

国立公園

ドイツに16カ所ある国立公園の 多くが北ドイツにある。いずれ も自然と景観の宝庫であり、稀 少動植物の種の保存にも大きく 貢献している。最大のものは44 万1000ヘクタールの規模を誇 るシュレースヴィヒ=ホルシュ タイン州干潟国立公園、最も小 さいのは白亜岩で知られるリュ ーゲン島のヤスムント国立公園 で、面積は3070ヘクタールで ある。

bfn.de

温室効果ガスの排出

人間の活動が原因である温室効果の約3分の2は、二酸化炭素(CO2)の排出に起因する。温室効果ガスは、化石エネルギー源である天然ガスや石油や石炭などの燃焼によって生ずる。これらはみな炭素(C)を有し、この炭素が空気中の酸素(O2)と結びついてCO2となる。国際エネルギー機関(IEA)の研究によると、化石燃料の消費によって年間323億トン以上のCO2(2014)が大気中に排出されている。二酸化炭素のほか、京都議定書で規制されている温室効果ガスに、亜酸化窒素、メタン、ハロゲン化フッ化炭化水素、ペルフルオロ化炭化水素、六フッ化硫黄がある。