革新的な創造経済

ベルリンは国際的な新進事業家にとっても「起業の町」である
ベルリンは国際的な新進事業家にとっても「起業の町」である Marko Priske/laif
ドイツの創造経済は多くの可能性を秘めた成長部門であり、大都市においてとりわけ優勢である。

文化・創造経済は、革新的な経済部門である。ドイツでは、国民経済の総生産高(総価値創造)に占める割合は上昇しており、今日では機械製造などの工業部門と肩を並べている。創造経済部門では、およそ249,000の企業で150万人が働いており、2013年の売上高はおよそ1,450億ユーロであった。

dpa/Jens Kalaene

文化・創造経済の活動を束ねる中核となるのは、芸術、文学、文化、音楽、建築、あるいは創造をめぐるさまざまな内容、作品、製品、制作、あるいはサービスに関わる創造活動である。構造的には、この部門は特に自由業者や小規模または極小規模の企業が圧倒的に多い(97%)という点に特徴がある。これらは主として営利経済活動を営んでいる。つまり公的部門(ミュージアム、劇場、オーケストラ)や市民社会部門(美術団体、財団)が主要な活動の場なのではない。新規設立に対する継続的な助成により、多くの都市で、特にデザイン、ソフトウェア、それにゲームの分野で多くのサプライヤーが誕生している。特にソフトウェア/ゲーム産業は、映画、ビデオ、音楽、テキスト、およびアニメーションなどさまざまなジャンルのネットワーク化を通してこの分野の可能性を示しており、2013年には310億ユーロの売上高を達成した。発展の頂点にあるのは、優に200の企業を有するベルリン・ブランデンブルク地方である。これほどゲーム・インフラストラクチャーの充実した地域はほかにはなく、ゲーム関連の大学まである。しかしフランクフルト・アム・マイン、ハンブルク、ライプツィヒ、ケルン、ミュンヘンにも、卓越したクリエイティブクラスターがある。そこでは、アドバイスやネットワークや助成を緊密に組み合わせて理想的な環境が提供されている。高度なITインフラストラクチャーもそのひとつである。

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